五行歌・池上サロン掲示板



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[225] 九月歌会出詠歌

投稿者: 一歳 投稿日:2021年 9月 7日(火)22時57分57秒 p3954148-ipngn21401marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

 九月歌会:題詠「君」

君            髙馬和子
ママー
オーイ
二度と聞けない
亡夫が呼ぶ声

四つ葉のクローバー    玉井チヨ子
新聞紙で
挟み押し花に
あとから
夕刊が無いと探す君

改札口で別れ際      大箭佐代子
グータッチ
涙ぐむ
八歳の君
その優しさ ずーとネ

十八才の君へ       守野純子
ロザリオありがとう
胸に掛け
祈ったわ
希望の光を

君は 私を見つけ     沙 羅
パッと笑顔になり
煙草の火を消した
いつもの喫煙所に
君は もういない

貧しくても 不美人でも  紫かたばみ
わたしにも
魂がありますー
200年の時空を越え
君(ジェーン・エア)に共感

孟嘗君の故事を      雅蘭洞
歌に詠んで
やんわり断った
清少納言の
手際たるや見事

熱戦の          武藤義子
君を思わず
応援する
テレビ画面に心迷うは
開催容認していないから

無策           旅 人
無自覚
無責任

権力から下りなさい

 〈八月歌会欠席歌〉
眼瞑れば         一 歳
赫赫と
心*の闇 照らす   *しん
赤光を
鬼火とはいわん

 〈九月歌会欠席歌〉
自らを          一 歳
裂き披くごと咲く
白百合に
狂*れゆく君の   *ふ
面影を想う




[224] 八月歌会出詠歌

投稿者: 一歳 投稿日:2021年 8月 4日(水)00時18分47秒 p1418090-ipngn15001marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

見まい           髙馬和子
聞くまいが
若者たちの
汗と涙に
思わず 感動

年齢を重ねても       大箭佐代子
理想は
ファーストペンギン
勇気と
好奇心

時の            沙 羅
淘汰を経て
残ったものが
私の
真実

裏の白いチラシ       雅蘭洞
無意識に集めて
メモ帳をつくる
戦時中の習慣が
染みついている

母の涙を見たのは      紫かたばみ
あれが 最初で最後
病院の廊下で
父の前では
泣いちゃダメと言いながら

何気ない          玉井チヨ子
会話の中に
人間の
本質が
見え隠れする

零れるほどの        旅 人
真っ白な
山法師
一本
凛と立つ

一人臥している日      武藤義子
コトコトと台所に
人の気配
ただ それだけで
心満たされる

汗流れる顔         守野純子
首に冷感タオル
朝の公園走る
父と子
夏休みの事始め



[222] 七月歌会出詠歌

投稿者: 一歳 投稿日:2021年 7月20日(火)12時05分15秒 p7575031-ipngn35001marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

料亭の裏口        雅蘭洞
露地に運ばれた
氷が陽光を反射
一瞬目に跳込む
初夏の涼感

土手に出る        武藤義子
風が変わる
視野の限り夕焼けの空
とけ込んで しばし
からっぽとなる

どのように        コバライチ*キコ
微笑んだろうか 君
夏が来て
朴の木の花
見上げる頃に

青い鳥は         沙 羅
身近にいた
リビングの
窓から見える
本門寺の杜に

接種会場の        玉井チヨ子
待ち時間
ふっと見つけた
校歌に
室生犀星の詩

オールディーズを聴き乍ら  大箭佐代子
一緒に過ごした
あの日あの時
深夜 ひとり
いつの間に夢路へ

春室内で咲かず        守野純子
葉の落ちたシクラメン
七月のベランダで
緑葉元気に
ゆっくり 沢山の花

イヴから           旅 人
受け継がれた
いのちの河
絶えることなく
女たちは受け継いでいく

自然法爾*を   *じねんほうに  髙馬和子
杖言葉に
迷わず
ゆっくり
歩いて行こう

〈欠席歌〉
思ったことを         紫かたばみ
書いている
ようで  実は
書くことで
何を思ったか を知る

聖変化前の          一 歳
その麵麭*   *パン
黴びて久しければ
聖体とは成り得ぬを
捨つ



[221] 六月歌会出詠歌

投稿者: 一歳 投稿日:2021年 7月20日(火)10時27分9秒 p7575031-ipngn35001marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

ダージリンに       旅 人
摘みたてのローズマリー
沸騰寸前の湯を
ポットに注ぐ
変わらない…日常

両脇を          沙 羅
紫陽花で
埋めつくし
夢幻に誘う
養源寺の道

ワクチン接種予約     守野純子
八時開始に 午前二時から整列
根性ある高齢者
273人で完了と
厳しい対応の社会

芽を出し         玉井チヨ子
子孫を残す
八つの頭
朽ちていく
最後の力で

埃及の砂漠から      雅蘭洞
古代の都が甦った
木と紙の都は
時の砂に埋もれて
現れる事はない

黄昏時          大箭佐代子
銀座の交差点
西の空の夕焼けを見る
何故か切なかった
青春のあの頃

衣替え          武藤義子
ズボンの丈
また 伸びた
縮んだ私
姿見の中…

〈欠席歌〉
思いと心は        紫かたばみ
さっきのバスで
先へ先へと 行くのに
体は残されたまま
いつ来るかわからないバスを待ってる

躍りなさい        一 歳
歌いなさい
アニマは舞い踏み
私を誘う
食神儀



[220] 五月紙上鑑賞会出詠歌

投稿者: 一歳 投稿日:2021年 7月20日(火)10時10分29秒 p7575031-ipngn35001marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

テレワーク様式は        雅蘭洞
仕事の無駄な所を
削ぎ落してしまった
本當に人間関係に
無駄は不要なのか

作者コメント:私は人生に無駄は必要だと思って居る。自動車のハンドルでも動きに無駄が有るからこそ、安全運轉が出來るのだ。無駄の意味を考へやう。

私は何処から来て         沙 羅
何処へ行くのか?
いのちの
砂時計が
減っていゆく

作者コメント:ゴーギャンの遺書ともいわれた有名な絵になぞらえて、幾つになっても自分が掴みきれない青臭い私です。

季節に              大島健志
無関心でいないと
価値を創れない
四角い画面
ばかり見ている

作者コメント:最近無職になってみて、季節の移ろいを肌で感じるようになりました。仕事をしていた時は、パソコンやスマホの画面ばかりを見て、あまり周りの景色を見る余裕が無かったように思います。逆に現代はそういう状態にならないと価値を創り出せないという、ちょっと悲しい世の中なのかもしれないと思いました。

これから咲く           紫かたばみ
ツボミは摘まぬよう
パンジーの花がらを
老いた花を
摘む

作者コメント:美しい状態をキープするには終わった花は摘んで、次の花に場所を譲らなくては…。我が身と重ねてしまいます。

汝                一 歳
火の子
水の子
浄*の女*   *キヨメ *むすめ
自ら浄まるものであれ

作者コメント:古来、火も水も穢れを浄めるもの。人は誰しも火の子・水の子たりうるが、キヨメは自ら浄まるに拠ってキヨメたりうる。

光が射し込む          玉井チヨ子
林の中
小さな野の花に
蝶々が
そっとキスをする

作者コメント:木々の間から午後の光が差し込み、そよそよと揺らぐ小さなはな、腰を痛めやっと歩いてきたからこそのご褒美でした。

足下が             旅 人
奈落と
承知で
踏み出す
生きるということ

作者コメント:生きるとは修羅の道を歩くこと。それを承知で踏み出さなければならない。

夏日のファミレス         観 月
離婚届に
早くサインを!と
友人の亭主を
追い詰めている

作者コメント:ネタにするつもりはないんですが
今はこの件で頭がいっぱいで。。。

旧友の便り           大箭佐代子
途絶えし悲しみと
新友とゆう
新しき友を得た
喜びが交錯する

作者コメント:若い頃からの友が逝き淋しさを痛感してます。でも共感できる新しい友を知り悲喜こもごもの感情が、これからは旧友の事も忘れず、新友との交流を大切に生きて行きたいです。

探していた            武藤義子
言葉 見つかった!
絡まった糸が
解*けた     *ほど
一瞬に似て

作者コメント:思いと伝える言葉に行きつくまで(五行歌)の気持ちと、言葉に出会った瞬間の気持ちを詠んだ。

お雛様と愛でた          守野純子
ミニガーベラ お礼肥で緑葉繁り
花芽が五本
嬉しい五月の花春

作者コメント:娘が好きな花、ガーベラを お雛様と飾った鉢植え。お礼肥で今花も立派にさいてます。毎朝霧吹きで水やりです。

墓参り            髙馬和子
砂利道に躓く
支えた
見えぬ手


作者コメント:日頃 何か事あるたびに見えぬ力に助けられている様な気がいたしますので歌にしました。

昨日の今頃いらしてちょうだい     コバライチ*キコ
だなんて
室生さんたら。
後戻りしたところに
会いたかった私がきっと いる

作者コメント:「きのふいらしつてください」室生犀星の詩です。人にも季節にも追われるような日々に、ドキリとする言葉です。




[219] 四月歌会出詠歌

投稿者: 一歳 投稿日:2021年 7月20日(火)06時33分7秒 p7575031-ipngn35001marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

*自由詠

少年はあの日        大箭佐代子
海で母を亡くす
その海で漁師に
そして父になる
響け希望を未来へ

人生とは元来        雅蘭洞
無意味なもの
意味をつけやうと
あせることが
無意味なこと

天に            髙馬和子
向かって
萌え立つ

春爛漫

夜桜に人影なく       武藤義子
桜の精に
心震え
思わず手を合わせた
一本のしだれ桜

迷うからと         玉井チヨ子
お迎えに
やっぱり愛妻家だね
ふたりは
あの世で照れ笑い

日曜のお昼         守野純子
面白い雲を見つけた
私は帽子  と
娘はホットケーキ  と
長閑な一日です

港だった          沙 羅
心友を
失い
涙の
漂流

生者は           旅 人
死者と
共に
在る
春憂う

〈欠席歌〉
窓のカーテン        紫かたばみ
レースに替える
閉ざしたままの
君の心に
春の光が届きますように

瞬くたびに         一 歳
滅し
瞬くたびに
生ず
眼前世界

*題詠「桜」

傘を手に          旅 人
停留所で
待ち続ける
降りしきる
桜雨

小学校の校庭        守野純子
ブランコの前に桜
花の中に飛び込み
青空に返される
空中散歩気分

天上から          沙 羅
桜の精が
舞い降りて
存命の歓び
降りそそぎ

花びらが          玉井チヨ子
ころころ と
坂をころがり
またひとつ
年を重ねて下る坂

宵闇に           武藤義子
朧に浮かぶ桜
引き込まれ
いつしか私は
西行の歌の中に

若武者が          髙馬和子
桜縅しを
鎧を纏い
見上げたか
古代木

土手の花見に        雅蘭洞
矢切りの渡し
川魚料理に舌鼓
消えゆく老舗
夢のまたゆめ

パッと咲いて        大箭佐代子
パッと散る
潔さ
哀しき
戦時下の櫻

〈欠席歌〉
ヨーイで          紫かたばみ
ふくらんだお尻
ぐぐっと 持ち上げ
ドン! の合図まつ
ツボミたち

櫻*闇といい   *はな   一 歳
櫻*明りという  *はな
咲ききるまでの
いのちの
道行



[218] 三月歌会出詠歌

投稿者: 一歳 投稿日:2021年 7月20日(火)06時01分49秒 p7575031-ipngn35001marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

*自由詠

蕗みそを         玉井チヨ子
作る楽しさ
食べる嬉しさ
季節は巡り
春が来た

幾つもの          武藤義子
豆雛
そっと 取り出す
しっとりと
心華やぐ

如月「サクラ サク」    髙馬和子
弥生の桜は
無念残念
リモートで
去年*の春   *こぞ

十年過ぎて         旅 人

余震が続く
傷む心は
なお

宇宙膨張には        雅蘭洞
生命現象は
異常なる現象
死滅現象は
正常なる現象

蓋が            沙 羅
外れ
惜別の
奔流に
溺れる

紅き指さき         大箭佐代子
老い衰えに
逆らいて
お洒落は
私自身の印し

オレのサイフは       紫かたばみ
〈始終空〉
女は
〈四十から〉よ
ツツピー ツツピー勝手にどうぞ

ゆらゆらチャプチャプ    守野純子
立って居られない
この姿では死ねない
バスタオルにくるまり
座り込む 夜の地震

〈欠席歌〉
人間の           一 歳
残骸が
飯を
喰うて
おる

*題詠「道」

ゴールは         紫かたばみ
わかっている
いかに選び
いかに道程を
楽しんで生きたかだ

自由への         沙 羅
道づれは
孤独
荷物は
最小限

鎌倉街道の        玉井チヨ子
わきに
おいはぎ坂
時が止まった
昔の呼び名

角を曲がると       旅 人
風が変わる
光が変わる
私も きっと
変わる

懸命に          大箭佐代子
歩みし
一本道
「道程」の
詩のごとく

久しぶり         守野純子
けむる雨
洗われた街に
くっきり太い虹
未来への道

今迄辿った        雅蘭洞
寄り道も
わき道も
今の私の
大切な寶物

長い影引き        武藤義子
散歩する
息を呑む
夕映えの空
渇いた心に沁みていく

文箱から 沈香を     髙馬和子
母を偲んで
焚いて 聞く
静寂のひととき
香の道

〈欠席歌〉
種種*の   *くさぐさ   一 歳
艸のささめき
さやさやと
密か言する
草の径






[217] 二月歌会出詠歌

投稿者: 一歳 投稿日:2021年 7月20日(火)01時41分42秒 p7575031-ipngn35001marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

*自由詠

おひとりさま       大箭佐代子
自由気ままの
一人天下
ときたま独り言
ひとり鍋

大寒の          守野純子
朝日浴び
凛と咲き
香る水仙
コロナに負けじ と

快晴の冬空が       武藤義子
悩み不安を
吸い取って
一時* 私は    *いっとき
真っ新らになる

陸にあがるのは      玉井チヨ子
最後なのに
一番早く池に戻る
足が悪い
水鳥の生きる術

涙は           沙 羅
胸の
奥に
音もなく
落ちる

心に志の         雅蘭洞
ある政治家は
自らの言葉で
民に語りかけ
無い奴は

思いと言葉が       旅 人
重なりあう
音を探す。
時間は
ある

〈欠席歌〉
嵐のすぎた        紫かたばみ
顏の美しさ
その女*は    *ひと
つらさを
人生の深みに変えて

白黒の サッカーボール   髙馬和子
蹴られて 蹴られて
頭突きされ
ゴール 歓声
人生は?

はぐれちまった      一 歳
魂が
壊れちまった
身体に還れない と
哭いている

*題詠「夢」

彼岸から         旅 人
笑いながら
手を振り 弟は
「楽しそうで良かった」
ぽっかり 白い雲

ふと           沙 羅
生まれる前の
魂に戻る
人生は
邯鄲の夢

夢がみたいと       玉井チヨ子
夢を買う
紙切れになっても
男は
夢を追いかける

暁闇に          武藤義子
夢か現*か    *うつつ
傍らに
逝く夫*の気配  *ひと
心波立つ

私は           雅蘭洞
何かを
なくした
それは
夢か

「探しものは何ですか?」 大箭佐代子
夢の中で
見つけてみたい
私の夢を
陽水を唄う ウフフウフフさぁ

風となって        守野純子
コロナを消毒
世界中に
元気の源
笑顔を届けたい

〈欠席歌〉
暗闇の中         紫かたばみ
目を開いて見る
映画は夢
《カイロの紫のバラ》こそ
夢の中のゆめ

ドリーム宝くじ      髙馬和子
大当たりの知らせ
夢覚め
一汁一菜の
飯*を喰う    *めし

夢占に聞く        一 歳
夢中問答
吾が夢叶うか
動けば叶う
動かざれば叶わず





[216] 一月歌会出詠歌

投稿者: 一歳 投稿日:2021年 7月20日(火)00時43分50秒 p7575031-ipngn35001marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

*自由詠

何事もなく       玉井チヨ子
年の暮れ
夜回りの
拍子木の音
心にしみる

主なき家の庭先     大箭佐代子
四季折々に見守る花たち
白き梅、沈丁花薫る
雨に打たれし紫陽花
冬に咲く深紅の薔薇一輪

キャンバスから     沙 羅
明度と彩度が消えた
あなたが逝ってから
人生の色は
無彩色

崩れそうな骨を     旅 人
そうっと掴む
命を使い切った
百一歳の
素晴らしき最期の姿

すがすがしく      武藤義子
身も引き締まる元旦
遠い日のこと
去年* 今年    *こぞ
感慨は年毎に薄らぐ

盧生は夢に見た     雅蘭洞
栄枯盛衰の一生
夢には非ずして
現実ではないか
夢と思っただけ

年の暮れ        髙馬和子
雑事あれこれ
イライラつのる
「落ち着け」
亡夫の声を聞く

〈欠席歌〉
心労と過労の日々    紫かたばみ
いつまで続くのやら…
天に向かって問えば
「死ぬまでさ」
地から声がする

鬼か神か        一 歳
闇に潜む
一匹の獣が
哭いている
異神よ お前もさみしいか

*題詠「コロナ」

河原に枯れすすき     武藤義子
茫々と立つ
黙々と走る・歩く人・人
皆とりどりの
マスクして

うちつづく        雅蘭洞
しゃばのコロナに
年も過ぎ
のべに花咲く
春になりけり

僕らは いつでも      旅 人
君たちと一緒
南極まで制覇した
コロナは歌う
?地球は一つ?

カタカナ飛び交う     大箭佐代子
ソーシャルディスタンス
クラスター、ロックダウン
オーバーシュート
コロナ用語はわけわからん

みんなで         玉井チヨ子
食事をすると
おいしいね…と孫
普通のことが
幸せだと気づく

正月に          髙馬和子
廊下を走る
防護服
後ろ姿に
後光さす

コロナなる        沙 羅
魑魅魍魎が
跋扈して
試されている
人間の尊厳

〈欠席歌〉
マスクも日常       紫かたばみ
手洗い 消毒も
日常 それでも
第三波の大波
これ以上 どうすりゃいいの

人間世界のヘゲモニー構造をも変える   一歳
力を持っていた
COVID-19
人類はウイルス認識を革*め    *あらた
非自己との共生へと舵を切りうるか






[215] 十二月歌会出詠歌

投稿者: 一歳 投稿日:2021年 7月19日(月)20時43分22秒 p7575031-ipngn35001marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

錦の絨毯         髙馬和子
サクサク
気分は深山の
紅葉狩り
るんるんサクサク

冬            沙 羅
北アルプスの
雷鳥は
生き延びる為
保護色になる

記憶の襞に        雅蘭洞
埋もれた
青春の残滓
その輝き
今も煌めく

失いし          大箭佐代子
愛しきもの
子等が育ちし棲家
戦友だったあなた
左の乳房

今更ながら…       武藤義子
八十路を過ぎ
友の急死重なりて
生きることを
いとおしむ

税金使って        紫かたばみ
行ってらっしゃい!
高齢者には
天国への早割り
GOTOトラベル

どどめき橋から      玉井チヨ子
探し物
車両基地となり
あるはずのない
幼い頃の友の家

順応することを      旅 人
求めすぎた
社会が
若者を
自死に追いやる

GOTOトラベル      守野純子
コロナ対応バッチリ
混雑をさけ ゆったり楽しみ
身も心も懐も喜ぶ
嬉しい お土産さがし

〈欠席歌〉
今生の骨片の住処は    一 歳
室戸の海が見える山の上
と決めた日
夜の静寂*に   *しじま
潮鳴をきく


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