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[182] 八月紙上歌会コメント①

投稿者: 一歳 投稿日:2020年 9月13日(日)17時52分46秒 p1385215-ipngn14901marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

 思い人が待つ    玉井チヨ子(一席)
 都へと
 古人*も歩いたか  *いにしえびと
 夕暮れの
 きぬかけの路

・これぞ歌!という格調あるお歌です。いにしえびとやきぬかけの路が効いています。(紫かたばみ)
・仁和寺、龍安寺、金閣寺を廻るきぬかけの路。古人は思い人の住む都への路を手繰り寄せるような思いで歩いたであろうか。古の都の外は夕暮時ともなれば蛇が出るか鬼が出るか分からぬ荒の野であったろう。(一歳)
・若き日に語り人の案内で万葉の道を辿った頃がなつかしくおもいだされました。(髙馬和子)
・浴衣着て夕暮れのお散歩かしら? 和歌のように美しいお歌ですね。(守野純子)
・”きぬかけ”のひと言で都へと続く古道の様子が目の前に広がります。作者の視線は遠く古(いにしえ)の人々の姿を追っているようです。(平井千尋)
・古へタイムスリップ。いつの世も人を思う熱き心、はやる気持ちで歩いたのであろう、きぬかけの道。(武藤義子)
・京都は衣笠山麓の夕暮れ時の古道を歩きながら、遙か古の人に思いを寄せる作者もまた、誰かを思っているのだろうか。抒情的な作品。(コバライチ*キコ)
・古の京の郊外は百鬼夜行の世界。心細さも格別。熱い思いを胸に歩く作者が浮かぶ。(旅人)
☆一人旅で日が暮れる心細さ、京都で待つ人がいる自分に古人を重ねてみました。(作者)

 胸底の小部屋に    平井千尋(一席)
 ピースの
 欠けた
 絵を飾って
 生きている

・心の奥にしまった絵。欠けたピース。ミステリアスでどんな絵かしら?と心惹かれる歌です。(紫かたばみ)
・誰でも其の人だけにしか價値の無い「最高の寶物」を心の中に持って居る。人は皆、其が有るからこそ、生きて居る價値を見出して居るのだ。(雅蘭洞)
・孤独の中にある今の心境でしょうか、それでも絵を飾り前向きに生きていく力強さ。(玉井チヨ子)
・欠けたピースには秘められた力がある。それがあるから今日も生きていけるのではないだろうか。(旅人)
・いつの日か、この欠けたピースのうまる事があるのだろうか。(武藤義子)
・欠けたピースには何が。過去の喜び、悲しみ、苦しみか、それとも未来の希望が込められているのでしょうか。(髙馬和子)
・一片の欠片は他のすべてのピースを合わせたものに拮抗するほどの力を秘めている。この欠落ピースこそは徴でもあり個性でもあろう。(一歳)
・胸の奥に飾られたその絵の欠片には何が描かれていたのだろう。いつかピースが嵌ることを願っているのか? それとも、その欠乏感が生きるエネルギーなのか?(コバライチ*キコ)
☆失ったピースはもう戻らないのです。その空白を見つめ、涙するときがあります。(作者)

 


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