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  • 『五行歌』八月号歌会レポート

  • 投稿者:一歳
  • 投稿日:2019年 8月 2日(金)08時48分14秒
  • p4211-ipngn10001marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
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レポート担当:雅蘭洞

 六月三日(月)
 梅雨を控えた貴重な快晴の午後、カフェの屋根裏部屋の會場に集った七名の會員により歌會が始まりました。
 司会は髙馬さんです。

  自己責任は        旅 人(一席)
  手を差し伸べない
  「免罪符」
  君が傍観者で
  いられるから

「自己責任」と云う言葉には、その責任の生ずる状況、條件によって必ずしも免罪符として傍観者になって突き放せない種類のものもあるのではないか。例えば国民に真実を伝える爲に、危険を冒して中東へ赴き、テロリストに捕った場合と、人の制止を振り切って入山し、遭難した場合の「自己責任」は明らかに違う。一概に免罪符を持った傍観者に逃げて良いとは限らない。

  雨はいつも      紫かたばみ(二席)
  予報より早く
  降り出して
  覚悟できていない
  心と体を濡らす

 脳は心の準備より早く感覚として雨の予感を知る。然て心と体は一体だから濡れるのは同時。感覚と知覚の齟齬を心理描写としてうまく表現されて居るのでは、と議論がありましたが、作者としてはいつも天気予報を気にして居り、経験上から詠まれたとの事。

  人生の滋味      雅蘭洞(二席)
  無用の用を
  楽しむ贅沢
  無役な装飾
  生きる意味

 漢字を多用して各行の字數を揃え、言葉を楽しみ、言葉で遊んで居る様な気がする。と云う意見が多かった。作者の意図した所は、最近あらゆる生活の場で無駄が省かれ、機能一辺倒になり、人生の面白味が消えつつある淋しさを詠んだとの事。

 三席二首は歌のみ紹介致します。

荷台に揺れる/花籠が聴くは/別れか喜びか/過ぎゆく車に/心残して   髙馬和子

手助けする/やさしさと/突き放す手厳しさ/娘も/母の自立を願う    玉井チヨ子


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