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  • 『五行歌』九月号歌会レポート

  • 投稿者:一歳
  • 投稿日:2019年 9月 1日(日)09時24分23秒
  • p8010012-ipngn42301marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
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レポート担当:旅人

 七月一日(月)
 肌寒い雨模様の日でしたが、珈琲の香りを楽しみながら歌会が始まりました

  湿りを帯びた真夜      旅 人(一席)
  凌霄花*が         *ノウゼンカズラ
  触手を伸ばし
  おいで おいでと
  異界へ誘う

 怪談のような雰囲気で、昼と違う夜の花の不思議な感じが上手く表現されていると高得点でした。作者は筆者ですが、夜道の風に揺れる凌霄花が、手招きをしているように感じたので詠んでみました。

  雨の中          紫かたばみ(二席)
  バスを待つ
  ちっとも来ない…
  他に待つ人もないー
  ……-ーー土砂降りとなる

 一行から五行に向かい字数が増え、雨量と苛立つ気持ちが重なり、記号によく表されていて面白いと盛り上がりました。作者は、五行目に不安感を表したかったので記号を使ってみたとのことです。

  怠け者の美学        一 歳(二席)
  論う
  口もたぬ
  無口な
  職人*の技*     *アルチザン  *アルス

 凝縮した緊張感あふれる作品、多弁の世相への批判ではないかと感心しきりでした。作者は、近現代の芸術家は話しはするけれど、芸術性がないと痛感しているので、そのことを歌に詠んだそうです。

  人通りの少ない      雅蘭洞(三席)
  真昼のミラボー橋
  川面の漣が囁く
  古き良き時代の
  詩人と画家の恋物語

 まるで映画の一場面のようにシャンソンが聴こえてくる、堀口大学の訳詩を思い出したとの評がありました。作者は五十年前、ミラボー橋に住んでいた友を訪れた時を思い出して詠んだそうです。

 歌会の後、「池上サロン個人年間作品集」を手に、各自が選んだ歌を述べ合いました。    


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