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  • 『五行歌』一月号歌会レポート

  • 投稿者:一歳
  • 投稿日:2019年12月30日(月)17時38分7秒
  • p2341100-ipngn17901marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
  • 返信
 
レポート担当:守野純子

 十一月四日(月)
 さわやかな秋日和り、お客様に田川宏朗さんと、元気になられた一歳さんが久しぶりに出席されての歌会です。
 司会は一歳さんです。

  老いの日常は         紫かたばみ(一席)
  鈍行列車なのに
  終着駅が近づくにつれ
  超特急並みに
  風景が過ぎ去ってゆく不思議

 老いの日常は五才は1/5、八十六才は1/86と、年とるほど心理的に短かい。老いの感情を鈍行と超特急の比喩が納得させてくれる歌。不思議と中性的な結びがきいている。

 二席が四首となり、/で段落します。

  式場を和ませる/クラリネットの調べ/亡母さんが/好きだった/モーツァルトだよ
                                田川宏朗(二席)

 母を思っている気持が胸にグッと来る。
 モーツァルトがピッタリはまっている。私だったら、何の曲だろうと考えてしまった。

  近い未来/人工頭脳が/自意識を持った時/魂・生死・実存の/概念が大きく変わる
                                 雅蘭洞(二席)

 人工頭脳が自意識を持ったら、魂・生死の概念が大きく変わると言い切りが素晴しい。人間て何だろう、人間の存在てなんだろう、変わるんだろうな、そうだなあと共感した。

  目覚めたあとも/妙に気になる/夢の中/忘れてきたのは/バックだけなのに
                            玉井チヨ子(二席)

 目覚めた後も気分が残る、共感でき身につまされた。夢の中には意識下の物の体験、バックの中に何が入っていたのかな。

  鰯が/鯖が/抜けるような空を/泳いでいる/下界の不漁を見下ろしながら
                             旅 人(二席)

 魚の不漁、今年の歌だなあ。空は境界線がないからいいんだよ。下界は大変ですね。上から下を見る五行目が良いと思う。

  幻身/釘打たるるとき/現身に聴く/槌音ー肉の顫え/Paternoster
                          一 歳(三席)



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