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  • 『五行歌』十月号歌会レポート

  • 投稿者:一歳
  • 投稿日:2018年10月 4日(木)22時54分16秒
  • p7958068-ipngn38701marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
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レポート担当:都築直美

 八月六日(月)
 連日続くうだる様な暑さにもめげずに十名の歌人にご参加頂けました。
 奇しくも、八月六日は広島に原爆が投下された日。今回は、昭和二十年八月六日広島において六歳で被爆経験をされた木村美惠子さんにもご参加頂き、特集「八月六日から」を拝読しながら思いを語り合いました。
 被爆された方々、戦争で犠牲になられた方々に哀悼の意を込めて皆で黙祷。
 その後、通常歌会に入りました。

  体験した事が          木村美惠子(一席)
  良いか 悪いか
  判らない
  原爆投下の下を
  逃げ回ったこと

 ご本人が小学一年生(六歳)の広島での被爆経験をそのまま歌にされたとの事。原爆の恐怖、強烈なリアリティが読み手に迫って来て有無を言わせない。

  哀しみは            旅 人(二席)
  独りで
  抱くもの
  吐息の中に
  潜ませ

 共有したつもりでも哀しみは人には分けられない。自ら抱えるしかない自分自身だけのもの。文学的ロマンを感じさせる、作者渾身の新境地。

  わたしは            紫かたばみ(三席)
  憎しみから
  産まれたとしても
  憎しみの根源を知り
  連鎖を断つ事はできる

 ふと観た、(日本人の父親を持ち、壮絶な過去を経験したインドネシアの女性のドキュメンタリー番組)に心打たれできたとの事。「血のつながり」とは? 「生きる」とは? 考えさせられる五行。

  人籟を聴けぬものが        一 歳(三席)
  どうして
  地籟 天籟を聴けよう
  汝
  天地人の聲を聴け

 目先の利益のみを求め自然を傷め続ける人間、じっくりと立ち止まりものを感じようとしなくなった人間、それらに対する警鐘。まさに…哲学的な五行。






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