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  • 『五行歌』十二月号歌会レポート

  • 投稿者:一歳
  • 投稿日:2018年12月 4日(火)07時18分39秒
  • p7230145-ipngn33801marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
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レポート担当:旅人

 十月八日(月)
 湿度を含んだ曇天の中を、ワクワクしながら会場の「豆豆」へ向かう。ゲストに田川さんをお迎えして八名の出席者。司会は紫かたばみさん。

  やさしく ありたいわたし
  でも ほんとは
  臆病なだけ だって
  やさしさは 徳の中で
  最も 自分本位      紫かたばみ(一席)

 やさしさは何? 各々が自分に問いかける言葉が溢れてメモを取る暇もない。何故自分本位なのか、生き方を模索する姿が見えてくる歌と高得点。空きの使い方が効果的の評も。作者は臆病だから傷つきたくなくて優しくする、その思いに、書き留めていた言葉「やさしさは自分本位」を加えて作品にしたと語っていた。

  正直に書くのは      田川宏朗(二席)
  当たり前として
  ひとに
  寄りそうことの
  なんという難しさ

 寄りそうとは何? 皆の思いが吐露されていく。同じ思いの幸福な化学反応は歌会にも興る。作者は、席を譲ったセールスマンへの応援の五行歌を推敲し続けるうちに違いを感じた。そして、人に思いを近づける歌を詠みたいと願って歌ができたと語っていた。

  人生が         都築直美(二席)
  一夜の夢なら
  ありがてぇ
  今宵 素敵な
  狂人と なりたし

 文体の巧みさ、鴨居玲の絵と言葉を連想させる、メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第二番「一夜の悪夢」を彷彿させる魂の飛翔等々。出席者の想像はどこまでも広がっていく。作者は、鴨居玲の描く酔った老人のイメージを抱きながら、『閑吟集』の「…ただ狂へ」の返歌として詠んだと語っていた。

  闇を/知る人の/灯りが/細く くっきりと/見える     旅人(三席)

 歌会の後で、美味しい珈琲を飲みながら秀歌集3を寸評した。今月は「空き」の巧みな作品が多かったので、空きの効果も話し合った。



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