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  • 『五行歌』五月号歌会レポート

  • 投稿者:一歳
  • 投稿日:2019年 5月 2日(木)20時51分26秒
  • p7863151-ipngn36901marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
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レポート担当:旅人

 三月四日(月)
 昨夜から続く、あいにくの雨でしたが、ゲストの方を六名お迎えして十四名の熱い歌会が始まりました。司会は玉井さんです。

 雨を受けて       富士江(一席)
 竹林が
 伸びをする
 イッセイノセッ!と
 空を持ち上げる

「イッセイノセッ!」と竹林の掛け声が聞こえてくるような楽しい元気な歌と皆さんが絶賛でした。「空を持ち上げる」も成長の速い竹を力強く表現して見事です。京都旅行で立ち寄った天龍寺脇の小路の竹林が、春雨を受けて生き生きとしていたので歌に詠んでみたと作者は語っていました。京都へ行って良かったとも。

 死者たちで        一 歳(二席)
 溢れんばかり
 他界にぬける       (レポートの「抜ける」を訂正して印字)
 太虚*      *そら   (レポートのルビ「とき」を訂正して印字)
 真っ青

 死者たちの世界を、このように明るく表現する歌に驚きました。短い極限の表現で宗教観を越えた作品です。この歌をきっかけに死後の世界について語り合いました。作者は以前から、考えていた生の延長線上の死を詠んだと語っていました。

 時間は流れているのか?    雅蘭洞(三席)  (レポートの「二席」を訂正して印字)
 時間は去来するのか?
 時間は
 トポスの中から生まれ   註 トポスは場所、位相(レポートには註が入っていないので補足)
 そしてすぐに消滅する

 この歌も考えさせられる歌でした。時間を線として捉えるのか、トポス=居る場所として考えるのか、「今」は概念としてはあっても、すでに消え去っていく。喧々囂々で、さながら哲学カフェのようでした。作者は、時間についての考察を歌に詠んだそうです。

 歌会の後、喫茶店「豆豆」へ移動して挽きたての美味しい珈琲を飲みながら、歌談議に花を咲かせました。帰るころには雨も止み明日は晴れそうです。


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